Dea-rimas <デア・リマス>

最近は天才調査がメインです。

皆様、こんにちは。OWLと申します。よろしくお願いいたします。
ここ最近は、いくつかのテーマのものを同時並行的に更新しております。

思ったことを不真面目に書いてます:日記以下
お笑いに関する感想を垂れ流してます:芸人感想
天才の星座を成り行きで調査してます:星座調査
星座調査に出てきた天才を紹介します:日々天才

その他のテーマは「カテゴリー別」からご覧ください。

2017年02月

左右合体

 本当に減ったのか、たまたま遭遇してないだけかの区別がつきませんが、看板等に書かれた注意で「みだりに」という言葉が使われなくなってきたように思います。表記はほぼ平仮名でして、よほど読みづらい漢字なのかと思いネットの辞書で調べてみましたところ、「乱り・妄り・猥り・濫り・漫り」と、常用漢字だろうがなかろうが確かに読みにくいものばかりでして、加えてどの字も何だかちょっとヤバそうな見た目のものばかり。こりゃ平仮名表記にもしたくなるだろうと納得した次第であります。

 で、平仮名の「みだり」であります。私がこの注意書きを初めて見た時はまだ年齢が一桁だったと記憶しておりますが、割と本気で書いた人がミスったのだと思っていました。「ひだり」と書こうとした瞬間、チラッと「みぎ」が頭をよぎってしまい、その結果、「みぎ」と「ひだり」が合体事故を起こして生まれたキメラが「みだり」なのだと。そう言えば、何かのチラシに書かれた地図に「りぞな銀行」という誤植を発見したことがありますが、これも同じ構造のミスでして、地図の制作者は「りそな」と書いている間にチラッと「みずほ」を思い出したのでありましょう、結果としていらない濁点を一発かましてしまったと推測されます。

 話を元に戻します。「みだりに」の意味するところが「右に」だろうが「左に」だろうが、正しい意味であります「自分勝手に」「むやみやたらに」とは開きがあるわけです。ですから、「みだりに」を「左に」に無理矢理変えたところで、「みだりに窓から顔や手を出さないでください」みたいな注意書きが「左に窓から顔や手を以下略」という微妙に意味不明な注意になってしまう。当時、子供をしていた私だっておかしいことくらい分かりました。それでも、「みだり」は「ひだり」を書こうとして「みぎ」を微かに思い出した結果の産物だとどうしても考えてしまう。何なんでしょうかこれは。

 じゃあ、「みだり」ではなく「ひぎ」ならどうか。どうかと聞かれても困るでしょうが、こちらは「みぎ」と書こうとしたら「ひだり」が頭をよぎったために起こってしまった合体事故でありますね。「ひぎ」なんて獣の悲鳴みたいな言葉が存在するのかと思って変換してみましたら「秘技」と出ました。なるほど、確かにこれは存在する。他にも秘儀とか被疑とか非議とか比企とか、いろいろ出てきました。獣の悲鳴とか書いてすいません。ちゃんとありますね。

 しかし、なんと申しますか、「ひぎ」は「みだり」と違って「合体事故」感があんまりありませんね。「ひぎ真剣白羽取り」と書かれても「みだり」に比べて右や左の印象がございません。どういうことなのでしょうか。2文字と3文字の差が大きいとでもいうのでしょうか。

 いずれにしろ、仮に「みだりに」という表記が減ってきたのだとしたら、その理由は意味が通じづらく、かつ誤解を招きやすいというのが大きな原因のように思います。「誤解を招きやすい」って言っても、私がひとりで勝手に訳の分からない誤解をしているだけかもしれませんが。

途上先進

今日は2月28日 火曜日です。
火曜日は「仮説学説」を紹介する日になっております。

まあ、仮説とか学説とか、
それ以外にも名の知れた考え方みたいなものを適当に選んで、
本日、ひとつ紹介いたします。


雁行形態論
(がんこうけいたいろん)
Flying_Geese_Model1


+ OWLによる雑な説明 +
経済発展の一般理論でありまして、途上国が先進国に追いつこうといろいろ頑張るプロセスであります。先進国から輸入していた商品を自国で生産して輸出するようになるまでの「第1モデル」、企業の生産拠点が途上国へ移ってゆく「第2モデル」、途上国が先進国に追いついてしまい第1と第2のモデルが回らなくなる「第3モデル」がある模様。


それでは、今回はこの辺で。

三角関数

今日は2月27日 月曜日です。
月曜日は「定理法則」を紹介する日になっております。

ということで、
「○○の定理」「××の法則」みたいなものを
本日、ひとつ紹介いたします。


ド・モアブルの定理
(どもあぶるのていり)
13e5b84b5fb40a21a94afe3f0701b903


+ OWLによる雑な説明 +
複素数と三角関数に関する定理。複素数θと整数nに対して、「(cos θ + i sin θ)n = cos nθ + i sin nθ」が成り立つとしております。フランスの数学者ド・モアブルに因んだ名前にはなっておりますけれども、別にド・モアブルがこの定理について何か言ったとか、そういうわけではないようであります。


それでは、今回はこの辺で。

三十五枚

今日は2月26日 日曜日です。
日曜日は「ゲーム」を紹介する日になっております。

世界には本当に数多くのゲームがありますけれども、
ガードゲームやボードゲームなどアナログのものを
本日、ひとつ紹介いたします。


ゴルフ
(Golf)
Golf_(solitaire)


+ OWLによる雑な説明 +
ひとり用トランプゲーム。ジョーカーを除く52枚中35枚を表向きで横7列、縦5列に並べ場札とし、残り17枚を山札として裏向きに置き、山札から1枚めくり、その数字が手札各列1番下のカードより1多いか少ないカードがあれば1枚取り、なければ山札から新たに1枚めくりを繰り返し、山札がなくなるまでに場札を全て取ればあがりとなります。


それでは、今回はこの辺で。

動物再建

 真面目な話で申し訳ないのですが、15年ほど前、三重県は度会郡大紀町、当時は大内山村と呼ばれていた地にある動物園に行ったことがあります。動物園にしては珍しく個人が経営しておりますが、訪れた時には知りませんでした。

 大学生をしておりました私は同じ研究室の面々で三重県南部にて用事をこなし、その帰り道でのこと、ドライバーをしていたポスドクがふとこう言いました。

「そういやあ、この辺に動物園があるらしい」

 三重県南部は熊野古道があることからも何となく分かるかもしれませんが、ちょっと内陸に入るだけで周囲は山林になります。ポスドクがポツリとそう言った時も目に入る景色はほぼ山林でありまして、とてもじゃないが動物園がありそうな雰囲気ではない。結局、確認の意味も込めて動物園があるとされる場所へ向かいました。

 山や森、時々集落というような道を通っておりますと、確かに行く先に動物園があることを示す古びた看板があり、看板に従って車を走らせると動物園の駐車場に辿り着きました。と言っても、そこは駐車場というより山道脇の空き地でありまして、剥き出しの土に雑草が生えている。そして、周囲は相変わらず山林ばかりが見え、動物園らしきものは見当たらない。

 それでもめげず、看板に従って先に進むと景色は急に開けました。山に囲まれた広場、手前には民家があり、物干しざおに洗濯物が干されている。その奥には建物や檻がまばらに建っている。断言はできないが、どうもここが動物園のようであります。

 ゲートらしいゲートもなく、いつ動物園に入ったのかも分からない構造、そもそも動物の気配はすれど人の気配はない。私たちは様子をうかがいながら動物園と思われる広場にゆっくりと入っていきました。やがて、私たちに気付いてか、中からひとりのおばあさんが出てきました。

「動物園に来たの?」
「はい。あの、料金は」
「ここで貰うよ」

 係の人というよりは、近所のおばあさんにお金をあげているかのように料金を払い、いざ動物園へ。しかし、私たちはすぐに微妙な気分になりました。確かに、そこにいる動物たちはライオンにオランウータン、クマ、ウマ、ヒツジ、カメにコイなど、狭いなりに動物園らしいラインナップではありました。しかし、檻の中は木材や缶などが散らばり、糞と思われる猛烈な悪臭が鼻を突きました。施設は総じて古く、倒れそうなものもありました。動物たちは元気とは言い難く、体にところどころ赤黒いできものがあったり毛が抜けてハゲていたりと、専門家でない私たちからしても病気と分かるものでした。

 私は動物園を隅から隅まで歩いていますと、草むらの中で紐に繋がれたヒツジが目に入りました。毛は汚れて黒っぽくなっていました。静かに立っているヒツジに近づき、頭を撫でると少し首をこちらに向けましたが、それ以外は特に動きませんでした。大人しいのか弱っているのか、私には判断できませんでした。

 結局、1時間も経たずに私たちは動物園を後にしました。私のいた研究室は生物系の学部に所属しております。決して就職に有利とは言えないにもかかわらず、そういう学部に入って勉強しようという人間は、やはり多かれ少なかれ生き物が好きな人たちであります。駐車場へ戻る道での私たちは口数が少なく、誰もがうつむき気味でした。

「動物園って言えば、そうかもしれないけどさ」

 ネコ科の研究が専門のポスドクが漏らした言葉が印象的でありました。

 下宿に戻って私はネットで動物園について調べました。今となってはそのページも見つからず、どこまで事実なのか判別する手段はありませんが、当時の私はいろんなことを知りました。園長とその奥さんで経営されているということ、劣悪な環境で飼育していることからいくつかの動物愛護団体からクレームを受けていること、古い檻で大型肉食動物を飼育しているため地域住民が不安がっていること、手作り感漂う動物園ホームページはリンク切れが多く現実の動物園のように荒れ果てており、他にもお化け屋敷を見に行くようなノリで動物園へ行った感想を写真つきで載せているページもありました。当時の私もいろいろ思うことがあったでしょうが、結局何かをしようと思い立つこともなく、嫌な気持ちをしまい込むくらいしかしませんでした。

 それから何年も経ちまして、私は大学を卒業し、上京して働くようになりました。それなりに忙しい日々を過ごしている中で、ある日、何の前触れもなく突然ふと思いました。あの動物園はどうなったのかと。

 調べる手段はあの時と同じくインターネットであります。いつ嫌な情報が出てもいい心構えをしてから、私は検索を始めました。最初は違う動物園のホームページを見ているのかと思いました。ホームページは見違えるほど綺麗になっていたからです。そして何より、実際の動物園が全然違うのであります。錆びた鉄柵も倒れそうな小屋もなく、地面にはゴミなど落ちていない。木でできた温かみのある柵があり、澄んだ水の池があり、きちんと車が止まれる駐車場がある。私のような部外者が動物の体調を気にするようなことはないと一瞬で理解できました。

 もう少し動物園について調べました。当時と同じく、ネット上の情報であり、今では見つからないものばかりでありますが、次のような経緯があったと記憶しております。私たちが立ち寄ってから数年後、病気だった園長が亡くなり、動物園は閉園の危機に陥った。だが、生前から付き合いのあった会社経営者が遺志を引き継ぎ、私財を投じて動物園を綺麗に大改造し、劇的に生まれ変わったとのことであります。

 前園長が経営していた時は、長期にわたって経営難だったそうです。その上、園長が病気になり、動物園の管理が行き届かなくなった。私たちが立ち寄ったのは、そんな危機的状況の時だったようです。それが、会社経営者を始めとする園のスタッフたちによって生まれ変わった。今では怪我をした野生の動物や動物園の閉園で行き場を失くした動物を積極的に引き取るという活動もしているそうで、動物園を訪れた人のブログを見ますとそれに触れて感動している人がいる。何より、動物園名で検索すると普通の動物園として楽しんだ感想ばかり出てきます。

 結局、何もしなかった私ですが、それでも動物園の変化は素直に嬉しい限りです。調べたらヒツジの平均寿命は10〜12年、あの時のヒツジはきっといい最期を迎えられたのだと思います。

恒星晩年

今日は2月25日 土曜日です。
土曜日は「エポニム」を紹介する日になっております。

エポニムとは既にある名前、主に人名を用いて付けられた名前です。
そのうち、他の曜日に被らないものを選びまして、
本日、ひとつ紹介いたします。


ウォルフ・ライエ星
(うぉるふらいえせい)
GKPersei-MiniSuperNova-20150316


+ OWLによる雑な説明 +
「青色巨星」と呼ばれる青く見える天体のひとつ。通常の恒星に見られるようなスペクトルとは大きく異なり、水素などの吸収線が見られないなどの特徴があるとのこと。恒星の一生では晩年にあたりまして、やがて超新星爆発を起こすものと考えられております。フランスの天文学者ウォルフとライエによって発見されたのが名前の由来です。


それでは、今回はこの辺で。

名字皆無

今日は2月24日 金曜日です。
金曜日は「言語」を紹介する日になっております。

ということで、
これまでに地球のどこかで話されてきた言語のどれかを
本日、ひとつ紹介いたします。


アイスランド語
(Islenska)
800px-Icelandic_Text_Extract


+ OWLによる雑な説明 +
主にアイスランドで話される言語。話者数は約30万人。言語系統はインド・ヨーロッパ語族。表記はラテン文字であります。アイスランド人には名字がなく、人名は通常「ファーストネーム+○○(父親の名前)の息子または娘」というような呼び方になる模様。9世紀にノルウェーから移住したヴァイキングによってもたらされた言語とのこと。


それでは、今回はこの辺で。

破裂連呼

 発言や情報が本当かどうかを調べるために改めて別の証拠を探す行為を俗に「裏を取る」なんて言ったりしますね。情報を商売にしている人だと情報が間違っちゃ大変ですから裏を取るのが大切になってきますが、日常生活だとあんまり裏を取らないわけです。裏を取るのは時に大変な作業になりますし、それでいて裏を取る必要のない話が多いからだと推測します。友人の「昨日、野生のカバを見た」という何気ない発言のように、裏を取る労力に対して得るものが何ひとつ見合わない発言が日常には溢れているのであります。

 じゃあ、日常生活では裏を取る必要がないかと申しますとそんなことはありませんで、中には裏を取れたところで得るものがほぼゼロであることが確定しているというのに裏を取りたくなってしまう情報だってございます。例えば、私の知人にカバディのインド代表チームと会った人がいます。何でも、日本カバディ発祥の地の近くに住んでいた縁で、日本にカバディを広げようとやってきたインド代表チームと会ったのだそうです。カバディはインドの国技であり、インド代表チームは世界的にもトップクラスだそうで、その洗練された動きを知人は間近で見たようであります。

 カバディは試合中に「カバディ」と言い続けなければならないわけですが、試合前にも緊張によるパフォーマンス低下を防ぐ、いわゆる気合を入れるために声を出すそうなのであります。で、その試合前の声出しが「パンダ」と何度も叫んでいるように聞こえるそうなのであります。

 ただでさえカバディなのに、その上パンダとはどういうことか。そう知人に問いかけますと、こんな答えが返ってきました。

「破裂音はストレスやプレッシャーを発散するのに適しているからですよ」

 「破裂音」を検索しますと、いろいろとややこしい説明が出てきますが、日本語ではp・t・k・d・b・gで始まる音がこれにあたるようです。すなわち、パ行・タ行・カ行・ダ行・バ行・ガ行であります。確かに、パンダは破裂音がふたつ入っていますから、知人の説明に沿っております。

 だったら、せっかく「カバディ」には破裂音がみっつ入っているのに、それを試合前の気合入れに使ってはダメなのか。というか、「カバディ」と言い続ける行為であります「キャント」を利用して試合中にプレッシャーを発散すればいいのではないか。などなど、次々と疑問が湧いてきますが、まず気になるのがここであります。

 それは本当なのか。

 ギャグ漫画でたまに用いられる程度にしかカバディとの遭遇経験がない私としては、カバディのナショナルチームがパンダを連呼するなんて、どこかのギャグ漫画のワンシーンにしか思えないわけです。そんな偏狭な考えを打破しようと動画サイトでカバディのインド代表チームをいろいろ探してみたのであります。

 結局、カバディ代表がパンダパンダ言う場面は今現在も見つかっておりませんが、どうも2016年にカバディワールドカップなる世界大会が行われておりまして、決勝にてインドとイランが対決した動画を見つけたのであります。観客席は当たり前のように満員で熱気も物凄く、アナウンサーと解説者らしき人が放送を盛り上げます。試合前には代表選手へのインタビューが流れたり、選手紹介の映像も格好よく作ってあるわけです。当然、スポンサーが当たり前のようについてまして、その中にはamazon.inの名前もありました。また、試合開始までのカウントダウンでは両チームのエース格と思われる選手たちが交互に現れる映像が使われておりまして、南アジアによくいそうな髭モジャの男性たちが「ファイブ・カバディ」「フォー・カバディ」「スリー・カバディ」とカバディを何かの単位のように用いて試合開始にひと花添えるのであります。試合が始まれば観客席は歓声に次ぐ歓声、選手は機敏な動きで敵陣へと向かいまし

 これ以上書くと何だか戻って来れなくなりそうなので、調査結果の報告はここで一旦終了にしたいと思います。気が向いたら再び調査をしようと思います。

空気圧力

今日は2月23日 木曜日です。
木曜日は「単位」を紹介する日になっております。

ということで、
この世に生まれた単位たちの中から
本日、ひとつ紹介いたします。


atm
(気圧)
_Altitude


+ OWLによる雑な説明 +
気体の圧力でありまして、大気の圧力であります「大気圧」を指す場合が多いです。高度や緯度によって変化しますが、標準大気圧すなわち1気圧は海面上で1013.25ヘクトパスカルとされております。上にある空気の重みによる圧力であるため、高所へ行くほど低下し、低高度では10メートルの上昇で約10ヘクトパスカル変化する模様。


それでは、今回はこの辺で。

国民祝日

今日は2月22日 水曜日です。
水曜日は「法律」を紹介する日になっております。

ということで、
日本に存在するもしくは存在していた法律を法の素人の私が
本日、ひとつ紹介いたします。


国民の祝日に関する法律
(こくみんのしゅくじつにかんするほうりつ)


+ OWLによる雑な説明 +
法令番号は昭和23年法律第178号。通称「祝日法」。文字通り祝日に関する法律でありまして、「国民の祝日」の定義、各祝日の定義、振替休日や国民の休日の規定などが条文に書かれているようです。この法律によって祝日が廃止されたり、祝日の名称が変更されたり、新しい祝日が誕生したりしているようであります。


それでは、今回はこの辺で。
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