Dea-rimas <デア・リマス>

最近は天才調査がメインです。

皆様、こんにちは。OWLと申します。よろしくお願いいたします。
ここ最近は、いくつかのテーマのものを同時並行的に更新しております。

思ったことを不真面目に書いてます:日記以下
お笑いに関する感想を垂れ流してます:芸人感想
天才の星座を成り行きで調査してます:星座調査
星座調査に出てきた天才を紹介します:日々天才

その他のテーマは「カテゴリー別」からご覧ください。

2018年05月

真空陰極

6月17日生まれの天才
Sir_William_Crookes_1906
ウィリアム・クルックス
William Crookes
 (1832-1919)
 化学者、物理学者。イギリスのロンドン生まれ。実験器具「クルックス管」を発明し、「陰極線」の研究をしたことで知られます。
 クルックス自身が発明した、内部がほぼ真空のガラス管「クルックス管」を用いて「陰極線」と呼ばれるビームのような現象を確認しました。更に、羽根車へ「陰極線」を当てると回転するという事実を実験から見出しまして、これにより「陰極線」は微粒子によってできていることを発見しました。この微粒子は後に「電子」と呼ばれるようになります。他にも様々な分野での研究が知られておりまして、タリウムの発見やフェノールの防腐作用の発見などの功績がございます。
 その旺盛な好奇心は心霊研究にも向けられておりまして、霊媒師やエクトプラズムを測定した結果、本物だと認定してしまい、同僚の科学者から「クルックスはおかしくなった」と思われたりしていたようです。

主な受賞歴
 ロイヤル・メダル(1875年)
 デービー・メダル(1888年)
 アルバート・メダル(1899年)
 コプリ・メダル(1904年)
 エリオット・クレッソン・メダル(1912年)

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
 https://en.wikipedia.org/wiki/William_Crookes
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E6%A5%B5%E7%B7%9A

膨張定式

6月16日生まれの天才
Aleksandr_Fridman
アレクサンドル・フリードマン
Алекса́ндр Алекса́ндрович Фри́дман
 (1888-1925)
 物理学者、数学者、気象学者。ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。宇宙の膨張を「フリードマン方程式の解」という式にまとめた功績で知られます。
 一般相対性理論において重力などを記述する方程式「アインシュタイン方程式」によって導き出された膨張・収縮宇宙モデル「FLRW計量」を「フリードマン方程式の解」として定式化、フリードマンの死後にハッブルの観測で宇宙の膨張が確認され、評価されるようになりました。
 公式とされる記録では新婚旅行先のクリミアでかかった腸チフスにより死亡したとなっておりますが、教え子のガモフは気象観測気球を揚げる際にひいた風邪が肺炎に悪化して死亡したと語っており、結果的に死因がふたつの説に分かれております。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3
 https://en.wikipedia.org/wiki/Alexander_Friedmann
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E8%A8%88%E9%87%8F
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

地質説明

6月14日生まれの天才
Sir_Henry_Raeburn_-_James_Hutton,
ジェームズ・ハットン
James Hutton
 (1726-1797)
 地質学者。イギリスのエディンバラ生まれ。後に「斉一説」と呼ばれ近代地質学の基礎となる地球観を提唱した人物として知られます。
 地表の変化は長い時間をかけて徐々に行われていき、過去に起きた変化は現在に見られる現象から説明できるとする考え「斉一説」を提唱、この説はライエルによって広く知られることとなり、近代地質学が成立する中で多くの地質学者が支持することとなります。ハットン自身も現在の自然現象から過去の地質現象を合理的に説明するよう努めまして、自身の説を証明する場所をスコットランドで発見しました。更に、岩石の生成には地球内部の熱が大きくかかわっているとする「火成説」を提唱、地下の熱によって大地が隆起して断層等の現象が起きる共に、地下の熱で融けたマグマが冷却されて岩石になると主張しました。現在の地質学では、突然の大きな変化によって説明される現象の存在も認めているなど、ハットンの考えが全て正しいとは考えられていませんが、地質学の基礎を築いた人物のひとりであることに変わりはなく、また彼の研究から地球の年齢が非常に古いことが示され、神様が短期間のうちに天地や生命を想像したとする「若い地球説」から地質学を脱却させるきっかけになったとして評価されております。
 王位継承者というか王位請求者というか、そういう人物の反乱によって大学での勉学を邪魔されるという、なんだか物凄い目に遭っています。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 「科学 その歩み」東京教学社、1988年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3
 https://en.wikipedia.org/wiki/James_Hutton
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%89%E4%B8%80%E8%AA%AC
 https://kotobank.jp/word/%E7%81%AB%E6%88%90%E8%AA%AC-1154397

電荷二乗

6月14日生まれの天才
Charles_de_coulomb
シャルル・ド・クーロン
Charles-Augustin de Coulomb
 (1736-1806)
 物理学者、土木技術者。フランスのアングレーム生まれ。電磁気学の基本法則「クーロンの法則」の発見者として知られます。
 電荷を持つ粒子「荷電粒子」の間に働く力は電荷量の2乗に比例し、距離の2乗に反比例することを実験によって示しました。この法則は「クーロンの法則」と呼ばれ、磁気についても同様の法則が成り立つことも明らかにし、電磁気学の基本法則となっております。また、電荷の単位「クーロン」にも名を残しております。
 上記の通り、電荷や磁極についてはそれぞれ法則を見出したわけでありますが、電気と磁気は完全に別物と考えていたようで、電気と磁気が互いに関係のあるものだとは気付けなかったようです。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 「科学 その歩み」東京教学社、1988年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

光干渉性

6月13日生まれの天才
LifeOfThomasYoung1855PeacockG
トマス・ヤング
Thomas Young
 (1777-1829)
 博学者、医師。イギリスのミルバートン生まれ。光学・力学・生理学から視覚・音楽・古代エジプトに至るまで、非常に幅広い分野で功績を残した人物と見なされています。
 平行なふたつのスリットを通した光で壁を照らすと縞模様ができることを発見して「光の干渉性」を示した実験「ヤングの実験」により光は音と共に波動であると考えました。それから、同軸方向のひずみと応力の比例定数「ヤング率」を編み出した他、エネルギーという用語を最初に用いた人物としても知られます。また、色覚には赤・緑・青の3要素が存在し、その3つの刺激の量によって色を見分けていると共に3つが同じ量になると白色を感じるとする三色説を提唱したり、不協和音の少ない調律法「ヤング音律」を考案したり、古代エジプトで使われた文字「ヒエログリフ」の解読を試みたりと、多くの分野で活躍したことが知られています。
 自らの名を冠している「ヤング率」でありますが、考え方自体は約80年前の論文でも書かれておりまして、現在ではヤングはそれを再発見したとされているようです。科学ではしばしば見られる現象のようで、「科学的発見に第一発見者の名前がつけられることはない」という「スティグラーの法則」も存在します。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0
 https://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Young_(scientist)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%A8%93
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9D%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%84%E3%81%AE%E4%B8%89%E8%89%B2%E8%AA%AC
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E7%8E%87

首塚一覧

 私はいわゆる「歴史」というものの知識が壊滅的でして疎いどころの騒ぎじゃないレベルなのでありますが、「首塚」に関する本を何となく図書館から借りてきたのであります。その名も「首塚・胴塚・千人塚」でありまして、固有名詞をみっつ並べているだけなのにこのインパクトであります。

 首塚となると出来上がるまでの過程から呪いや祟りといったホラー要素メインで語られやすいですが、私の借りた本は学術的な要素が強く、ホラー要素にしても、そのホラーな要素はどこ由来なのか、そもそもそのホラーは事実に基づいているのか、などなど、冷静に分析しておりました。圧巻は巻末の首塚・胴塚・千人塚一覧でありまして、こんな一覧を作ろうと思い立つ人がいただけでも歴史無知の私には驚きなのでありますけれども、以前に住んでいた場所のそばにある、地元の人でも存在を忘れているレベルの首塚まで取りこぼさずに載せているという詳細さには、こういう肩書を付けるのはどうなんだという気持ちを振り払ってでも著者に「首塚のプロ」という異名を差し上げたくなってしまいます。

 で、その首塚のプロが著作で語るところによると、首塚等にまつわる伝承の中には学術的に見ると明らかに事実と異なるものもあるようです。つまり、「史実から見たらどう考えてもそこで死んでないだろ」とか「そこに彼の首が運ばれるわけないだろ」とか、そういうツッコミの入る余地がたっぷりあるということであります。で、中には作られた時代も理由もよく分かっていない塚を後世の人間が勝手にそれっぽい伝承をくっ付けただけというタイプの首塚等もあるようで、個人的には「マジすか」という驚きを隠せませんでした。

 この著書は「歴史的に正しいかどうかはともかく、その土地の人がその伝承を信じたという事実を重視したい」という視点で書かれておりまして、なんか都市伝説の広がり方を別視点から見ているようで個人的にはなかなか興味深く読ませていただいているのでありますが、ここで私、気になりました。じゃあやりようによっては新しい首塚を作れるのではないかと。

 例えば、その辺の山中で苔むしてるそれっぽい石をかき集めまして、それっぽく積み上げる。で、それっぽい伝承を時間をかけてゆっくりと世間へ広げてゆく。そうすれば私の作った首塚がいつかは全国の首塚等一覧へすっぽりと入り込むかもしれないのであります。

 そんな気の長い嘘をつき続けて何がどう得なのかは全く分かりません。それこそ、山中で拾った石の中にマジもんの首塚だったものがあってリアルに祟られても困っちゃいますので、質の悪い冗談に留めておくのがよさそうです。当たり前ですが。



実験発生

6月9日生まれの天才
Wilhelm_Roux_-_Вильгельм_Ру_(1850-1924)
ウィルヘルム・ルー
Wilhelm Roux
 (1850-1924)
 発生学者。ドイツのイェーナ生まれ。胚へ人工的な細工を施してから経過を観察する手法を用いて受精卵から成体ができるまでの過程「発生」の仕組みを調べる「実験発生学」の開祖として知られます。
 当時は様々な生物の発生過程を比べるといういわゆる「比較発生学」の研究が主流でしたが、ルーは「発生学は進化論のしもべではない」と反発、カエルの受精卵の細胞がふたつしかない時期に片方だけ焼いたところ半身のカエルができあがったとする実験から、カエルは受精卵の最初の細胞分裂でそれぞれの細胞がどちらの半身を作るか決定すると考え、以降の分裂でどの細胞が成体のどの部分を作るのか決まっていくという発想に至りました。結果としてルーのこの考えは後に間違いであると判明しますが、胚に手を加えるという実験手法はその後の発生学研究に多大な影響を与えまして、ルーの弟子であるシュペーマンによる「胚誘導」の発見へと繋がります。
 ダーウィンの進化論を体内の細胞に当てはめ、「何らかの機能を持つ器官はその機能に適した形になる」という理論の本を出したのですが、指導教官から「解剖学の正教授になりたいならあんな哲学的な本は書かないように」と怒られた逸話が残っています。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC

鉄道完成

6月9日生まれの天才
GeorgeStephenson
ジョージ・スチーブンソン
George Stephenson
 (1781-1848)
 土木技術者、機械技術者。イギリスのウィラム生まれ。蒸気機関車を用いた公共鉄道の実用化に成功させ、「蒸気機関車の父」「鉄道の父」として広く知られています。
 ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道の建設を依頼された際、馬車鉄道という当初の予定に対して蒸気機関車との併用を提案し、蒸気機関車「ロコモーション号」を製作しました。走行できる状態になるまで3時間半かかるなど運航には問題が多く、採算に合わない状況ではあったものの、鉄製レール上を乗客およそ600名を乗せ貨車38両を繋いで完走、世界初の蒸気機関鉄道による旅客輸送を成功させました。更にスチーブンソンは息子ロバートと共に改良を重ね、完成した「ロケット号」は最高速度46.6kmを叩き出し、128kmの道のりを6時間以内に走破、リバプール・アンド・マンチェスター鉄道の試作走行競争で優勝、この瞬間スチーブンソンが「蒸気機関車の父」の名を不動のものとすると共に、鉄道が社会に必須のものとなりました。ロケット号はこの時点でこれから約150年にわたって活躍する蒸気機関車の基本設計をほぼ確立していたと言われております。また、スチーブンソンは将来に鉄道の相互接続が起こると予想して蒸気機関車のレール幅「軌間」を1,435mmに設定してました。これは俗に「スチーブンソン・ゲージ」と呼ばれ、現在でも世界の標準軌間でありまして、全世界の6割の鉄道がこの軌間を採用しております。
 初期の蒸気機関車は上り坂に極めて弱かったこともあってか路線を決める際に意地でも平坦なルートを探して回ったようで、コストに無頓着な性格も手伝って採算度外視のルートを作り、仕事をクビになったこともあるようです。

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 「科学 その歩み」東京教学社、1988年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96%E8%BB%8C

海王観測

6月9日生まれの天才
Johann-Gottfried-Galle
ヨハン・ゴットフリート・ガレ
Johann Gottfried Galle
 (1812-1910)
 天文学者。ドイツのラディス生まれ。初めて海王星を観測し、新惑星であると確認した人物として知られます。
 ルヴェリエの計算結果を用いて空の特定領域を調査し、ルヴェリエの予測に合致した天体を発見、新惑星であると確認致しました。彗星の研究でも知られ、414もの彗星のリストを発表したほか、ガレ自身も彗星をいくつか発見しております。また、地球が公転の位置変化によって小惑星の位置が異なって見える現象、いわゆる小惑星の「年周視差」を利用して太陽系の大きさを測定する方法を提案しました。この方法はガレの死後20年目に実現しております。
 この手の発見ではありがちではありますが、どちらが海王星の発見者かルヴェリエと揉めたようです。現在では同じく計算によって海王星の存在を正確に予測したアダムズを含めた3名が海王星の発見者と見なされております。

主な受賞歴
 ラランド賞(1839年)

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AC
 https://en.wikipedia.org/wiki/Johann_Gottfried_Galle
 https://kotobank.jp/word/%E3%82%AC%E3%83%AC-48012

土木工学

6月8日生まれの天才
John_Smeaton
ジョン・スミートン
John Smeaton
 (1724-1792)
 土木工学者。イギリスのオースソープ生まれ。様々な橋・運河・灯台などを設計し、自らを「土木工学者(シビル・エンジニア)」と言った世界初の人物として知られ、「土木工学の父」と呼ばれています。
 灯台設計の際には建材として水で固まる「水硬性石灰」をモルタルとして活用し、ブロックを綺麗に積み上げる技術を開発、石灰が水で固まる条件を特定してセメントの進歩に寄与しました。非軍事のインフラ整備をするという考え「シビル・エンジニアリング」を提唱し、軍事技術との概念的違いを明確にしたことでも知られます。また、法廷に工学専門家の証人として出廷したこともありまして、これはイギリス初の専門家証人とされています。
 蒸気機関の熱効率の悪さに気付き、あれこれ改善策を考えたようですが、こちらのほうはうまくいかなかったようです。

主な受賞歴
 コプリ・メダル(1759年)

参考文献
 「科学 その歩み」東京教学社、1988年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3
 https://en.wikipedia.org/wiki/John_Smeaton
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2
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