11月15日生まれの天才
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ウィリアム・ハーシェル
Frederick William Herschel
 (1738-1822)
 天文学者など。ドイツのハノーファー生まれ。天王星の発見を始めとする、天文学での多大な功績が知られております。
 自作の望遠鏡で天文学に携わり、天王星の発見を機に本格的な研究を開始することになります。後に土星の衛星「ミマス」「エンケラドゥス」、天王星の衛星「チタニア」「オベロン」も発見しました。また、太陽系自体が宇宙を移動していると気付き、その移動方向を調査しました。更には、見える限りの星の明るさを調査するなどして天の川の構造を明らかにしようとした研究でも知られています。ハーシェルが研究のために製作した望遠鏡は400以上になるとも言われています。
 ハーシェルは演奏や作曲といった音楽活動もしていたようですが、彼の作品は現在のところ完全に忘れられているらしく、それどころか惑星の並びに音楽理論を導入するといった奇天烈な理論を展開していたとの話も残っており、音楽方面の評価は散々なようです。

主な受賞歴
 コプリ・メダル(1781年)

参考文献
 「はじめて学ぶ科学史」共立出版、2014年
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB